「美容鍼はメイクしたままできる?」「メイクしたままだとダメな理由はある?」と、気になる方は多くいらっしゃいます。
仕事帰りに美容鍼へ立ち寄る方や、すっぴんのまま外出するのに抵抗がある方は、メイクをしたまま美容鍼したいと思いますよね。
そこで今回は「美容鍼はメイクしたままできる?」という疑問にお答えしながら、メイクしたまま美容鍼をするとどのような影響があるのかも解説します。
美容鍼はメイクしたままできる院がある
メイクしたまま美容鍼ができるのかというと、鍼灸院によってはメイクしたままで施術可能です。
しかし、施術の際はアルコール消毒をしたり、鍼を刺したりと、鍼灸師の手が顔によく触れますのでメイクが崩れやすいです。
美容鍼の後に予定がある場合は、メイクが直せるように化粧道具を持っていきましょう。
ただし、施術後は肌が敏感になっていますので、濃いメイクは控えたほうが安心です。
なお、鍼灸院によっては、メイク直し専用のスペースを設けていることもあります。
美容鍼の院によっては、メイクしたままはNG
美容鍼の院によっては、メイクしたまま施術ができないことがあります。
すっぴんで美容鍼を受けられるように、化粧落としと洗顔を用意している鍼灸院もあります。
メイクしたままの施術を推奨していない理由を紹介します。
アルコール消毒の刺激がある
メイクしたままの美容鍼は、すっぴんよりもアルコール消毒を多く使うため、皮膚への刺激を引き起こす可能性があります。
美容鍼の施術は鍼を顔に刺しますので、不純物が体内に入らないよう、衛生上アルコール消毒が必須です。
メイクをしたままの状態で消毒をすると、化粧を部分的に落とす必要があり、すっぴんよりも多くのアルコール消毒を使用することになります。
アルコールは肌には優しいものではありませんので、肌が荒れたり乾燥したりといった、トラブルを引き起こす要因となる可能性があります。
そのため、不必要にアルコールを使うことで起きる肌トラブルを予防するために、メイクしたままの鍼はNGとしている院があります。
すっぴんでないと肌の状態が確認できない
すっぴんでないと肌の状態が確認できないことから、メイクしたままの美容鍼をNGとしている鍼灸院もあります。
美容鍼に通われている方は、あらゆる肌のトラブルや顔の悩みを抱えている方が大勢いらっしゃいます。
そのため、鍼灸師は美容鍼の前にカウンセリングにて肌と顔の状態を確認し、状態に適切な施術をします。
メイクしたままだと、シミの濃さやニキビ跡の深さ、くすみなどが正確にわからないというデメリットがあります。
ビフォーアフターの変化がわかりづらい
メイクをしたまま美容鍼を受けると、ビフォーアフターの変化がわからりづらいことから、すっぴんでの施術を推奨している鍼灸院もあります。
個人差はありますが、美容鍼を受けた後すぐに変化が見られる方もいらっしゃいます。
また、定期的に通院することで、効果を実感いただける方もいらっしゃいます。
どちらの場合も、効果があるか客観的に判断するためには、すっぴんが最もわかりやすいです。
なお、効果を確認するために、鍼灸院によっては施術前後の写真を撮るケースがあります。
施術を受けた後は肌が敏感になっている
施術を受けた後の肌は敏感になっており、メイクしたままだと、化粧品が肌への刺激になる可能性があります。
美容鍼は細い針で肌をあえて傷つけることで、肌の自然治癒力を高めたり、筋肉をほぐしたりといった効果が期待できます。
傷ついた肌は敏感になっていますので、メイクは薄めにするように指導したり、施術した後のメイクは控えるよう指導したりする院もあるほどです。
施術後の肌をより早く回復させるためには、メイクよりもしっかりと保湿ケアをすることが大切です。
メイクしたまま美容鍼ができるかは確認を
メイクしたまま美容鍼ができるかは、鍼灸院の方針によって異なります。
美容鍼へ仕事帰りに立ち寄りたい方や、メイクをして外出したい方は、事前に鍼灸院へ確認しておきましょう。
すっぴんでの施術を推奨しており、メイク落としが準備してある鍼灸院であれば、メイク落としの持参は不要です。
すっぴんでの施術を推奨しており、メイク落としがない鍼灸院であれば、メイク落としを準備して行きましょう。
拭き取りタイプのメイク落としでしたら、持ち運びに便利です。
また、美容鍼の後に予定がある方は、施術後のメイクは控えめにしておきましょう。
メイクしたまま美容鍼ができるかは院で違う
この記事では、メイクしたまま美容鍼ができるかは、鍼灸院によって異なることを紹介しました。
あわせて、メイクしたままの施術を推奨しない理由も紹介しました。
美容鍼はすっぴんで施術を受けるのがおすすめですが、スケジュールや肌の状態など、さまざまな理由でメイクしたまま受けたいこともあるかと思います。
メイクしたまま美容鍼を受けたい方は、事前に鍼灸院へ確認しましょう。